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鴨川沿いに京都市内の出町柳から大阪の淀屋橋に到る本線と、それに接続する宇治線、交野線、インターアーバンの色濃い京津線、石山坂本線などから構成される大手私鉄です。琵琶湖畔を走る「石山坂本線は“いしやまざか・ほんせん”ではなくて“いしやま・さかもとせん”と読む」と言うことは、数年前に京阪勤務の知人に教えられて初めて知った程度の知識しか無いですから、私とこの鉄道のと関わりも知れたものです。
そのような訳で、撮影に行ったのも1985年(昭和60年)に別の知人の結婚式の序に一度行ったきりです。この頃には既に小型車志向と言うか、小柄むっちり志向が確立していましたので、本線系の車輌はちょこっと撮影しただけで足を洗ってしまい、1日の大半は浜大津駅の周辺を歩き回っていたように記憶しています。道路信号の黄色い矢印が「電車は進め」だと言うことは知識としては知っていましたが、現実に黄色の矢印信号を見たのはこの時の浜大津駅での体験が初めてでした。浜大津駅を出た京津線の電車はちょっとホームから離れると一旦停止して、黄色矢印が出るとおもむろに左に大きく曲がりながら坂を下って三条へ向かって行く、、、と、そんな運転の仕方をしていたように記憶しております。
有名なヨーロッパ調の電車で、竣工当初トロリーポールを使用していました。正面中央の窓が小さめ、高めになっているのは製造当初からで、後天的な改造によるものではありません。「見通しが悪いのではないか」と言うとそうでもなくて、この部分にはメーター類がありますので、窓が大きくても小さくても運転操作には影響がありません。
81号から93号までは製造当初は両運転台、94号から96号は製造当初から片運転台でした。後に、パンタグラフ化に伴い、全車輌が片運転台に統一されています。
2扉・両開き・正面貫通、と小田急電鉄の1300型を思わせるような外観の車輌です。もっとも、両開き扉となったのは写真の268号を含む2次型以降の話で、1次型の261から267までは片開き扉です。
こちらは2扉・片開き・両運転台の1次型262号。
琵琶湖鉄道汽船時代の800型(旧100型)の部品を使用して260型に類似した車体を新造した車輌です。モーターが1輌辺り2個しか用意できなかったので、比較的平坦な石山坂本線専用に使用され、京津線へ入る運用は無かったようです。
351号から355号までが両運転台、それ以降は片運転台です。右の写真の車輌は片運転台の357号です。後に、4輌が700型に改造されています。
2扉・両開き・正面非貫通の、現在の石山坂本線の主力車輌です。1次型の601号から608号までは、上述の260型に良く似た車体形状の300型を改造した車輌です。609号以降の車輌は新造車です。
京阪電鉄には1000系を名乗る系列が複数ありますが、この1000系は、その中でも最新の系列です。1960年代末期に旧型車の主要機器を流用して製造された700系の車体を利用して製造された車輌です。
扉間の窓が2連窓2組となっている辺りが、古き良き時代の名残でしょうか。余談ですが、600系も同意匠です。
地下線経由で淀屋橋駅に乗り入れるようななった際に新造された特急車で、後述の3000系に先立つ形式と言えます。
右の写真は初めから1900系として製造された車輌ですが、1900系にはこの他に、それ以前に使用されていた1810系の内の空気バネ装備台車を使用していた車輌を格上げ?編入した車輌もあります。
いずれの車輌も2扉クロスシートでしたが、後に3扉ロングシートに改造されています。
1960年代末期に、初の通勤冷房車として新造された車輌です。2000系スーパーカーの改良型である2200系を基本としているために、外観は後述の2600系系に類似しています。
運転台のある妻板に2段窓を使用して新造された系列は、この2400系が最後だと思われます。
有名なスーパーカー2000系の車体を利用し、電装機器を600V/1500Vの複電圧仕様として製造された車輌です。後に2630系と通称される車輌は、ほぼ同一設計の車体を新造した全くの新車です。
昇圧に伴う過渡期であったためにこのようなやりくり算段をしたのでしょうが、全般的に京阪の車輌は手入れが行き届いているために、この種の流用車体でも決して見劣りするようなことは無かったと記憶しています。
右の写真の車輌は新造車体の2834(クハ)です。
1971年(昭和46年)より製造された2扉の特急車です。この文章を書いている時点では2階建て車を増結している1編成が残存するのみのようです。上の写真は発色が少々沈んでいますが、実物はもっと鮮やかで綺麗な色です。新造直後の260型もこの色に塗られていたようです。
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